気温の消えた青空に 疑問なんて持たれていない 怠惰を貪る上層の 退化を待たない脳漿と
日進月歩に爪弾かれ 生きる意味などは無駄な思考 そんな風潮の風上に ともる炎はどす黒い
死ぬ前に来世のプランを 選択しようと広告が 労働階級の君達は 選ぶ余地なくプランA
仕組まれた来世の労働 受け入れるしかない現世では どちらの方が良いのでしょう
どちらの方が素敵でしょう
救えなかった 来世の君ら 血を滲ませた 私の拳は
ただ震えてた ただ悔しかった 自分の無力さが 体現された世界だ
失意の狭間に酔う 捨てた私の人生が 音もなく崩れるから 嘔吐も慣れてくるから
そんな狭間で見つけた 君の目は光を宿してた 吸い込まれてしまったようだ
禁忌に手を出してもいいと
救えなかった 後悔は捨てた 全てを見せた 来世の君は
変えられなかった それでも私は 信じ託した 埋め込むこの一節を
お疲れ様でした 体験していただいたプラン Aはあなたが行動しない できない来世の記憶の箱です
あなたの行動次第で 芽が出る命もなくはなくて 私はあなたを信じます 私はあなたに託します
お疲れ様でした お前が犯した何もかも 記憶に記録に残しておきます 弁明の余地などないのです
お前の行動次第で 自由の身になれなくはなくて 私はお前を信じます お前の誠意を信じます
幾千の星達が 瞬いていた僕の前世には 人の命は踏み躙られて それを画面で見てるだけでした
叶うならこの命を 1秒でも長く続くなら 金でも服でも尊厳でも 捨てても私は
終わらない輪廻が 決まった現世は 恐怖は消えた 思うなら試して
失う人を 戻らぬ時間を 永久の来世を 私のプランAを